そこで私の死に様をみていなさい

そこで私の死に様をみていなさい
貴方に私を救うことは出来ない
がらがらと音を立てて崩れる僕の理性
変わらない、世界は変わらない
そうやって抗った
無駄な抵抗はつまり絶望
正解のない世界に落とされて
息継ぎさえも出来ないんだ
この過呼吸を殺して
あはは、なんて醜い人間なんだ!
お願いだ、殺さないでくれ
一億人を殺して君を生かす
マイノリティ
悪人の言うことは大抵正しい
善人の言うことは大抵間違い
脳髄が破壊された
目醒めるな、
失明の果てに僕が得たもの
逆様の世界に落っこちて
けれども彼女は赦さなかった
一つ殺してみましょうか
渡り鳥は夢を視た。自らが死ぬ夢を視た。
あやふやでぼやけている世界が正しい
医者は搾取
許してあげない。私が許すとでも思ったの?
魔女の前には誰もが屈伏した
魔法使いと魔術師の違い
月のようになれたらいいな
いつしか彼女は死んだ
腐敗しない死体
したい(死体/肢体/慕い)
軽井沢の別荘にて殺人事件が発生しました
王になりたいのならば、私を倒してからにしなさい
呼吸が続かない世界
戦国大名の思い違い
八方美人はやがて殺される
愛に飢えていた
本当かい?
だから私は貴方を恨んだ
鬼女にはなりたくなかった
そんなにも欲しかったか
桜のように彼女は儚く散った
貴方に差し伸べれる手は少ない
二つ目が僕を殺す
それくらいわかっている
つごもりのごとく
浮き出た肋骨
そのまま天国へ飛び立って逝ってしまえ!
罵倒した先には孤立しか残らない
化物のようになりたかった
爪先だけで生きてゆく
喉を掻き斬った落武者
貴方の遺言をじっくり聴いてあげる
甘噛みの先にはセックスしか残らない
少女は駆けた
逃亡の如く
ははあ、君は目を背けるつもりなんだね?
少女は鬼になった
騎士になりたかった、騎士になって世界を守りたかった
所詮は中二の戯言
ラストは駆け抜けて
スプリンターは抜け駆けした
貴方をお守りするにはどうすればいいでしょうか?
戯言、空言、徒言
君は跳んでいった
いっそそのまま死んでしまえばいいのに
徒花のようにはなれない
鋭利な身体で貫いて
馬鹿馬鹿しいったらありゃしない
このまま巨木になろう、巨木になって貴方が朽ちるまで見守ろう
勲章はあげない
釣り人はなにを釣る?
足掻いた後には死しか残らない
足掻いた後には生しか残らない
トンカチで崩された
金槌で崩された
貴方の最期の言の葉を並べて
彼女は雄々しい
彼は女々しい
拒食症の後に、絶食
食欲、性欲、睡眠欲
ばらばらになったあのこをならべて
死体解体中につき、他言無用
私の原動力はつまりは貴方なのです
飛翔、墜落、そして追撃
鎌鼬が嘲笑った
そのナイフの切れ味は極上
誰が言った?「薔薇になりたい」などと
その紅は全てを魅了する
人間は紅を本能的に嫌悪する
はめられた!
ぐずぐずに腐った恋愛模様
三角関係、選んだのは誰?
よし、今から君は犯罪者だ
君のおさげと林檎のほっぺ
赤ん坊が足掻いてもなにも変わらない
嬶天下が関白亭主を打ち殺す
少女と少年が足掻いてもなにも変わらない
つまりこの世界は大人が握っているんだ
しょげるなんてあっけない
笑いたいだけ笑えばいいさ
物の怪事始め
被害者は可哀相だと思った
加害者は可哀相だと思った
墜落死の向こうに君が見えた
蛇蝎が君を飲み込んだ
極寒の中で死ぬのは名誉か
酷暑の中で死ぬのは名誉か
あっけらかんと悪事を暴露した
バトルロワイヤル開始!
サバイバルナイフを引っ提げて
ああ、この上なくヤバいよ
推測でしかものを語れない
朝凪を見た、朝凪を見て涙が出た
どうやらゲームは終了のようだ
人生はリセット出来ない
この世にひとりっきり
ひとりぼっちは哀しいなあ
地球の人口を零にして