終わらない結末もあるのね
どんなに後悔したって、現実は変わらない
現実逃避の果ての果てに見えたもの
夜行列車の音色に合わせて
貴方の死体だけが重い
このような終幕でも宜しいでしょうか？
祈ることをやめて呪いなさい
まじないはきっと仕返しされる
悪童達は禁忌の遊びを犯す
どんなに後悔したって過去は消えない
光を掴むことは私には許されない
歪んだ欲望がきっといつか君を殺す
大罪を犯した聖女の哀れな成れの果て
私は誰にも成れなかった
仮面を被ったとしても暴かれる
お前の有罪の理由を教えてやろうか？
貴方に溺れて、そして死んで行くのだろう
首を絞めたのは初めてです
さようならと言った彼女は、首だけになった
約束を違えたのはお前だ
裏切り者には死よりも辛い生を与えよう
首無しの彼女はうっそりと嗤っていた
そうだ、僕が殺したんだ
墓場の死人は待っていた
いつか君と僕は殺し合うだろう
騙して騙されたこの世界で
死ぬには勿体ない世界ね
折角なら、生きてみようと思わないのかい？
落っこちたのは、自殺志願者でした
最期に世界を嘲笑うのは誰だ？
「笑止」
悪魔の爪先に縋り付く
君を絞めたこの腕は他人のものさ
かいなをつぶした
十字架を蹂躙したのは聖女と聖君だった
蒼い瞳から見える世界は美しくて、そして汚い
目を瞑って御覧、きっと君は絶望するだろう
その失望が欲しかったのさ！