身体なんてものは存在しない

身体なんてものは存在しない
吐血は綺麗だった
断末魔は踊る
黒い黒い腹の中
ロープで絞殺
抵抗なんてしても無駄よ
嗚呼、それは美しい世界
It's killer
紅遊び
いつか心中してみたい
鬼を殺す
だから会えますように
笑ってみようよ
手首に赤い糸
爪剥ぎ女
少女はナイフを持つ
断つことなど有り得ぬ
瞳の中の咎罪状は、×××
悪魔は微笑んだ
私の遺志
神は死ぬ
六つ数えたらお仕舞いね
全て殺してしまいなさい
仕合わせと言うもの
風を斬る
桜は散った
甘いシェリー
最期を生きる
白刃の中
たとえばの話、僕が殺されたら救ってくれる?
テロリズムは終わらない
はら、り
病まない雨
花は哀しい
轍は笑う
孕んだ遊女
抱いてくれ
夕焼けの首
美女に嘲笑
さようならとは言えない
鳥獣は支配する
戦いと殺人は必ずしもイコールでは結ばれない
黒髪とお別れだ
どちらも変わりはしない
可笑しいね
蜻蛉は苦しむ
死骸の舞い
錯乱せよ
最悪だ!
烏の遊軍
結局は畜生と言うだけで何の役にも立たない
泣いてしまいたいのに
足掻いて見せてよ
口紅の血痕
歪んでいた
なんと言う世界
私は絶望したの
袂は分かれて
マルスは死ぬのか否か
抜かれた刃
豊満な欲望
つまりは我が儘と言うだけで、名目などないのです
死んだ方が良いのに、死なないと言うことは、臆病と言うわけですね?
通り魔は幾度も現れる
遠吠えはよく響いた
餞別と言う名の死
苦しいのに、どうして届かないの
禁忌は神話と成る
狂騒が心地良いと思うのは何故だろう
この下に、死者が眠っているのか
なんて言う、恍惚感
唇は甘かった
白々しい
リアリストはピアノを弾いた
性悪説にキスをする
どれ程の夢を見れば、醒めるのだろう
なまくらをふるう
またいつか笑えるといいね
もう二度と仕合わせは来ない
ジャックナイフは主人に刃向かう
蛇の目傘が回る
写真に残った貴方
ミスタージャスミン
髑髏
三味線の音色が耳に残る
車輪は外れた
シャンデリアが墜ちた
醜悪、なんてこと
衆愚を処刑する
貴方に向けた銃口
十五夜には狐が化ける
最期に逢いたかった
さあさあ早く逝ってお仕舞いなさい
烏の目にはなにが映っているのか。それを知るのはただ一人
終わりの鐘が鳴った
これも運命だと思えばなんら恐くない
全てと言う全てを知り尽くした一人の男
剣豪は戦った
私を呪って見なさい
入水して見ようかな
策士は溺死することを知らなかった
誰だって殺してやる
嫌だなあ、本気にしないでよ。ちょっとした冗談だってば。
麒麟児よ、どうかお助け下さい
賢者は愚者へと成り下がる
さようなら、空中分解
痛さなんて、疾うに忘れていたと思っていたのに
腐った林檎
わかっていたはず
貴方なんて、死ねばいいのに!
有害とわかっているけど、やめられないんだ
僕はね、異常者なんだ
武士の道はなんと儚いことか
歪んだ腕
雪女の微笑
揺れた目線
傀儡師はあっけなかった
その晒し首
ism
一蹴しなさい、あの人の口車に乗せられてはいけませんよ
鋭利な愚者
黒幕と言うのは、大抵金持ちなもんだ
鬼火は人を殺した
溺れたいと思うのは何故だろうか
オリーブ色の髪は流れる
親指の泣き顔
これから撃ちます
獅子は暴れた
やがて怪奇は恐怖と成る
その身体、満足行くまで解体してやるよ
殺人人形に恋した青年は、主人に殺される
嬶天下の名に相応しい
篝火の中に私はいた
鉤の手は痛い
どうか浮き世に成らないでくれ
餓鬼は嫌いだ
おじさんと少女の恋愛話
浮遊する人間
高らかに死んで見せなさい
笑ってしまいたいのに笑えない
ようこそ私のショーへ
Lady and Gentleman!
お願いレディ
屍は山の中で
囁く声は誰かに似ている
無情と言うだけ